住宅ローンを申し込みする時に『車のローンが残っている』という問題が
家を建てたいと思っている方の前に立ちはだかるのではないでしょうか?

車種によっては、100万円どころか2〜300百万円ぐらいする大きな買い物なので、
たいていの方がローンを利用します。
では、家を建てようと思った時に、車のローンが残っている場合、
あなたの家づくりにどのように影響してくるのか?ということについて、お伝えしたいと思います。

 

車のローンがあると、住宅ローンの審査に通らないのか?

まずは、このような疑問をお持ちになるのではないでしょうか?これに関しては、yesでありnoでもあります。
基本的には、車のローンを持っている場合、
完済することを条件として住宅ローンを貸してくれる銀行と
車のローンが残っていても住宅ローンを貸してくれる銀行があります。
そして、前者の場合は、住宅ローンの申込みをするまでに、
車のローンを返済しないといけない場合、つまり審査すら受け付けてくれない場合と、
車のローンがあっても住宅ローンの審査は受け付けてくれるが、つなぎ融資の実行までには完済しないといけない場合に分かれます。

 

要するに、この2つは返済時期に違いがあるというわけなのですが、
いずれにしても完済することを条件として住宅ローンを貸してくれるという事実には
なんら変わりがないわけですから、貯金ががある場合は、そのお金でご返済いただくか、
全く貯金がない場合は、無駄な保険を解約して捻出するか、あるいは
親御さんから一時的に立替えてもらってでも返済するしかありません・・
では、後者の場合にはどうなるのでしょうか?
車のローンが残っていても住宅ローンの審査を受け付けてくれる
金融機関の代表として住宅金融支援機構、商品名で言うと『フラット35』があります。
このフラット35の場合、
車のローンがいくら残っているのか?ということを住宅ローン審査に考慮するのではなく、
車のローンの年間返済額がいくらなのか?ということを考慮しながら、住宅ローンの借入額が妥当かどうかを判断していきます。

 
つまり、あなたの車のローン残高が100万円だろうがあるいは300万円だろうが、年間で50万円返しているのなら、
住宅ローンの借り入れ額に与える影響は同じだということですね。
それでは、少し具体的にお伝えします。
フラット35では、年収400万円を境にして少し扱いが変わってくるので、2パターンお伝えすることにしますね。
まずは、あなたの年収が360万円だと仮定して見ていきましょう。この場合、フラット35が見なすあなたの年間返済限度額は、
360万円✖️30%=108万円ということになるのですが、もしあなたの車のローンの年間返済額が36万円(毎月3万円)だとしたら、
あなたが住宅ローンとして年間で返済出来る金額は、108万円―36万円=72万円ということになります。
ですから、あなたが毎月払える金額は、72万円÷12ヶ月=6万円ということになり、
6万円から逆算した金額なら、車のローンがあっても貸してくれるということなります。

 
では、続いては年収が400万円を超えてくる場合は一体どうなるのでしょうか?
仮にあなたの年収が480万円だったとしましょう。すると、フラット35が見なすあなたの年間返済限度額は、
480万円✖️35%ということになり、年間返済限度額は168万円になります。
そしてあなたが年間48万円(月4万円)の車のローンを持っているとしたら、
168万円―48万円=120万円が、あなたが年間で返済出来る限度額となります。
つまり毎月4万円もの車のローンがありながらも、毎月10万円もの返済が出来ると見なしてくれるということになります。
車のローンを持っている場合でも、
年収によって左右はされるものの、たいていの場合収入金額に見合った現実的な金額は貸してくれます。

 

あと、フラット35の場合、特に自営業者の方で銀行ローンがNGが出た場合の利用が多く見受けらていましたが、

最近では、将来の金利上昇を見込んで、都市銀行のローンが通る方でも利用しております。

(税金が投入されている国の機関ですので、利用しない手はないですね)